2022/05/12 / 最終更新日時 : 2022/05/06 masuda-y 中国コラム第30回 経済補償金(3)~支払事由3(合意解除、期間満了)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、従業員Aより、労働契約の解除の申し出を受けました。Aとしては、単に自己都合での退職とするとその後の求職活動に不利になる可能性があることから、X社との合意解除の形として欲しいとのことでした。 […]
2022/05/10 / 最終更新日時 : 2022/07/01 masuda-y 知っておこう台湾法第424回 ストーカー防止規制法 台湾で注目を集めている「ストーカー防止規制法(以下『本法』といいます)」がまもなく2022年6月から施行されます。本法の重要な部分は以下のとおりです。 一、「ストーカー行為」の定義について 本法第3条によれば、いわゆ […]
2022/05/06 / 最終更新日時 : 2022/05/06 masuda-y 中国コラム第29回 経済補償金(2)~支払事由2(使用者による労働契約の解除)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、従業員A、B及びCについて以下の事由に基づいて、X社から労働契約を解除することを検討しています。 A:合理的な理由もなく連続5日の無断欠勤を行ったため(X社の就業規則では無断欠勤を明確に […]
2022/05/02 / 最終更新日時 : 2022/04/27 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報COVID-19に関する刑事責任 COVID-19に感染した女性が陰圧隔離病室を逃げ出した行為に関し、2022年4月4日、彰化地方裁判所はこの女性に拘留50日の判決を言い渡しました。 本件の概要は以下のとおりです。 彰化県のAという女性は2021年 […]
2022/04/28 / 最終更新日時 : 2022/04/27 masuda-y 中国コラム第28回 経済補償金(1)~支払事由1(労働者による労働契約の解除)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、従業員A、B及びCからそれぞれ以下を理由として、労働契約を解除したい旨、また経済補償金を支払って欲しい旨の要望を受けました。 A:一身上の都合により退職したいため B:X社が […]
2022/04/25 / 最終更新日時 : 2022/07/01 masuda-y 知っておこう台湾法第423回 台湾有事と戒厳令 昨今、日本の報道などにおいて、台湾有事の危険性が高まっているということをよく耳にします。今回は、台湾において戦争などが発生した場合に、どのような非常法が適用されるのかをご紹介させていただきます。 戒厳令の布告 中華民国憲 […]
2022/04/21 / 最終更新日時 : 2022/04/27 masuda-y 中国コラム第27回 労働契約の終了事由(4)~使用者による繰上解散~ Q:上海市所在の独資企業X社は、急激に業績が悪化しており、業績回復の見通しもない状況です。このため、親会社では、X社の解散を検討しています。X社が解散する場合、従業員との労働関係をどのように処理すればよいですか?解散に先 […]
2022/04/20 / 最終更新日時 : 2022/07/01 masuda-y 知っておこう台湾法第422回 公正取引委員会への事業結合申請 世界各国・地域の公正取引の規制は、ほとんど売上金額のみを事業結合申請の要件として設けています。台湾では、売上金額のほか、市場占有率も台湾での事業結合申請要件の一つとなっているため、他国・地域で事業結合申請不要と判断され […]
2022/04/14 / 最終更新日時 : 2022/04/27 masuda-y 中国コラム第26回 労働契約の終了事由(3)~使用者に対する破産宣告~ Q:上海市所在の独資企業X社は、業績が悪化し、債務超過の状態に陥っていることから、破産申立を行うことを検討しています。X社が破産申立を行った場合、従業員との労働関係はどのように処理されるでしょうか? A:X社が破産申立を […]
2022/04/12 / 最終更新日時 : 2022/07/01 masuda-y 知っておこう台湾法第421回 新型コロナに関する刑事責任 新型コロナウイルス感染症に感染した女性が陰圧隔離室から逃げ出した行為に関し、2022年4月4日、彰化地方法院(地方裁判所)はこの女性に拘留50日の判決を言い渡しました。 病院から2回逃げ出す 本件の概要は以下の通りで […]
2022/04/07 / 最終更新日時 : 2022/05/06 masuda-y 中国コラム第25回 労働契約の終了事由(2)~労働者側の事由~ Q: 上海市所在の独資企業X社には、間もなく50歳を迎える女性従業員A(幹部ではありません)がいます。Aは、保険料の納付期間が短く、基本養老保険給付を受け取る条件を満たしていないようです。労働契約法では、基本養老保険給付 […]
2022/04/01 / 最終更新日時 : 2022/03/30 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報警察による強制的な血液検査行為が違憲と認定される 憲法法廷は2022年2月25日に第一号判決を下し、道路交通管理処罰条例(以下「本法」といいます)における警察による強制的な血液検査に関する規定は違憲であると認定しました。 本件の概要は次のとおりです。2016年1月、 […]
2022/03/31 / 最終更新日時 : 2022/03/08 masuda-y 中国コラム第24回 労働契約の終了事由(1)~労働契約の期間満了~ Q:上海市所在の独資企業X社は、生産型企業として、自社工場で製品を製造し販売してきました。しかし、今年に入り業績があまりよくないため、リストラ(解雇)の実施までには至らないものの、労働契約期間の定めのある従業員は期間満了 […]
2022/03/29 / 最終更新日時 : 2022/07/01 masuda-y 知っておこう台湾法第420回 オンラインカジノ利用の違法性 台湾では日本と同様に、原則として、賭博行為が禁止されています。もっとも、日本では、賭博行為を行った場所に関係なく賭博罪が成立するのに対し、台湾では、賭博罪は「公共の場所または公衆が出入りできる場所」で賭博行為を行った場 […]
2022/03/24 / 最終更新日時 : 2022/03/08 masuda-y 中国コラム第23回 使用者からの労働契約の解除(16)~労働契約の解除不可事由6~ Q:上海市所在の独資企業X社(従業員300人規模)は、生産型企業として、自社工場で製品を製造し販売してきました。しかし、昨年から業績が急激に悪化しているため、一部生産ラインの廃止、及びこれに伴う整理解雇を実施予定であり、 […]