2022/02/25 / 最終更新日時 : 2022/02/25 masuda-y 知っておこう台湾法 第416回 小切手の期限が過ぎた場合 台湾では小切手も支払い手段の一つですが、小切手には期限があり、期限が過ぎることもあります。小切手の期限が過ぎたらどうすればいいのでしょうか? 小切手には「支払呈示期間」、「遡求(そきゅう)権の時効」、「小切手の権利の時 […]
2022/02/24 / 最終更新日時 : 2022/01/17 masuda-y 中国コラム 第19回 使用者からの労働契約の解除(12)~労働契約の解除不可事由2~ Q:上海市所在の独資企業X社(従業員300人規模)は、生産型企業として、自社工場で製品を製造し販売してきました。しかし、昨年から業績が急激に悪化しているため、一部生産ラインの廃止、及びこれに伴う整理解雇を実施予定です。整 […]
2022/02/18 / 最終更新日時 : 2022/02/18 masuda-y 知っておこう台湾法 第415回 ペットが人にけがをさせた場合の飼い主の刑事および民事責任 かなり知名度がある国民党前副秘書長の張栄恭氏が近所のシェパード「メアリー」にかまれて負傷した事件について士林地方法院(地方裁判所)は2022年1月10日、21年度易字第494号刑事判決を下し、メアリーの飼い主の王氏が刑 […]
2022/02/17 / 最終更新日時 : 2022/01/17 masuda-y 中国コラム 第18回 使用者からの労働契約の解除(11)~労働契約の解除不可事由1~ Q:上海市所在の独資企業X社(従業員300人規模)は、生産型企業として、自社工場で製品を製造し販売してきました。しかし、昨年から業績が急激に悪化しているため、一部生産ラインの廃止、及びこれに伴う整理解雇を実施予定です。整 […]
2022/02/10 / 最終更新日時 : 2022/01/17 masuda-y 中国コラム 第17回 使用者からの労働契約の解除(10)~予告解除(客観的状況の変化)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、経費削減を進めており、まずは賃料を抑えるため、これまでのオフィスビルから地下鉄の駅で2駅(2km程度)離れたオフィスビルへ移転することとしました。また、賃料だけでなく、人件費についても削減 […]
2022/02/08 / 最終更新日時 : 2022/02/08 masuda-y 知っておこう台湾法 第414回 飲酒運転の厳罰化 2022年1月24日、刑法第185条の3および道路交通管理処罰条例の改正案(以下、「改正刑法」および「改正条例」)が可決され、飲酒運転に対する罰則が従来よりも厳しくなりました。今回の厳罰化の主な内容は以下のとおりです。 […]
2022/02/03 / 最終更新日時 : 2022/01/17 masuda-y 中国コラム 第16回 使用者からの労働契約の解除(9)~予告解除(業務不適任である従業員)~ Q:上海市所在の独資企業X社の総経理は、財務部に所属する従業員Aについて、初歩的な計算ミスや記入漏れ、また上司の財務上の指示を適切に理解できないことが多々見受けられるため、財務部に不適任と考えています。X社としては、業務 […]
2022/02/02 / 最終更新日時 : 2022/02/02 masuda-y 台湾ビジネス法務実務情報 「配偶者権」に関する裁判所の最新の見解 2021年12月に、台北地方裁判所が夫婦の一方が「配偶者権」を有することを否認する2020年度原訴字第41号判決を下しました。当該判決は台湾の裁判所が配偶者権(つまり、不倫してはならない義務を負うことなどを含む夫婦の間 […]
2022/01/27 / 最終更新日時 : 2021/12/03 masuda-y 中国コラム 第15回 使用者からの労働契約の解除(8)~予告解除(医療期間経過後の従業員)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、従業員A(新卒でX社に入社、現在2年目、賃金月1万元、営業職)より、「週末に山登りをしていたところ滑落してしまい、両足ともに骨折してしまった。これでは営業ができないので、病気休暇を取得した […]
2022/01/25 / 最終更新日時 : 2022/02/02 masuda-y 知っておこう台湾法 第413回 公開発行会社は株主総会をテレビ会議で行えるか 2021年末、台湾の会社法の一部の条文の改正案が可決され、「自然災害などの不可抗力の状況が発生した場合、中央主管機関は、会社は一定の期間内において、定款で定めることなく、テレビ会議またはその公告する方式で、株主総会を開 […]
2022/01/21 / 最終更新日時 : 2022/01/21 masuda-y 知っておこう台湾法 第412回 不倫に関する裁判所の最新見解 台北地方法院(地方裁判所)が2021年12月に、夫婦の一方が「配偶者権」を有することを否認する2020年度原訴字第41号判決を下しました。 当該判決は台湾の裁判所が配偶者権(つまり、不倫してはならない義務を負うことなど […]
2022/01/20 / 最終更新日時 : 2021/12/03 masuda-y 中国コラム 第14回 使用者からの労働契約の解除(7)~即時解除(刑事責任を追及された従業員)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、人件費の抑制のため、一部の従業員の解雇等を含めた従業員の再編を実施しようと考えています。これにあたり、まずは経済補償金が不要である即時解除事由に該当する従業員の有無を確認したところ、以下の […]
2022/01/13 / 最終更新日時 : 2021/11/26 masuda-y 中国コラム 第13回 使用者からの労働契約の解除(6)~即時解除(契約無効事由がある従業員)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、現地化の一環として、中国人従業員を増やすことを決め、実際に以下の者を、契約期間1年(試用期間1か月)で採用しました。 法務部従業員A:法務部従業員は法律の素養がある者を採用する方針と […]
2022/01/11 / 最終更新日時 : 2022/02/02 masuda-y 知っておこう台湾法 第411回 台湾への帰化 2021年末、台湾の社会人野球チーム「安永鮮物」でプレーする日本人ピッチャーの高塩将樹選手が、アジア野球選手権大会の台湾代表候補に選ばれたというニュースがありました。高塩選手は現在、台湾籍を有していませんが、帰化申請中 […]
2022/01/06 / 最終更新日時 : 2021/11/26 masuda-y 中国コラム 第12回 使用者からの労働契約の解除(5)~即時解除(兼職を行う従業員について)~ Q:上海市所在の独資企業X社は、最近従業員Aの勤務態度が不自然なため、Aの部署内でヒアリングを行ったところ、「Aは、退勤後に6時間程度Y社でも勤務しているようである」との情報を得ました。X社はAに対して、直ちにY社での勤 […]