2015/12/07 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第124回 委託元企業およびその従業員の 委託先従業員に対する不法行為責任 台湾最高裁判所は、2015年9月18日付2015年度台上字第1773号の民事判決において、委託元企業およびその従業員の委託先従業員に対する不法行為責任を認めた。 上記事件の概要は次の通りである。 Y1社は、ある建物(「本 […]
2015/12/03 / 最終更新日時 : 2021/09/22 support 知っておこうフィリピン法 第28回 商標登録出願における混同を生じさせるおそれについて 皆さん、こんにちは。Poblacionです。 今回はフィリピンにおける商標登録出願についてお話します。 商標登録出願の審査において知的所有権庁(IPO)が確認することの1つは、標章が「誤認又は混同を生じさせるおそれがある […]
2015/12/03 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support ビックリ仰天!台湾事情 第106回 定年退職金の差し押さえなど 皆さん、こんにちは。黒田日本外国法事務弁護士事務所の佐田友です。 先週末、妻の両親が台湾に遊びに来たので、台北の郊外に足を伸ばして台湾鉄路(台鉄)の平渓線を利用して、十分瀑布(新北市平渓区)を訪れたり、天灯飛ばしを体験し […]
2015/12/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾法における消滅時効について 消滅時効とは、権利者がその権利を一定の期間行使しなかった場合に、当該権利が消滅することを言う。例えば、甲は乙に対して100万台湾元を貸したが、甲が乙に対し、一定期間弁済を請求せず、当該金銭債権の消滅時効が成立すれば、たと […]
2015/11/30 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第123回 無差別殺傷事件はテロ行為に該当しない、保険会社は被害者に保険金を支払うべき 台北地方法院は2015年11月9日、昨年5月に起きた台北都市交通システム(MRT)での無差別殺傷事件の保険金支払い訴訟について、台北MRTでの通り魔殺傷はテロ行為に該当しないため、保険会社は除外事由を適用できず、保険金の […]
2015/11/26 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 知っておこうフィリピン法 第27回 フィリピンに支店を設立する際の11のステップ 皆さんこんにちは、Poblacionです。以前のコラム(第24回)で、フィリピンにおいて子会社を設立する際のステップについてお話しました。今回は、フィリピンへの進出を希望する外国企業が利用する別の投資形態、すなわち支店の […]
2015/11/26 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support ビックリ仰天!台湾事情 第105回 教育に関する規定~その2 皆さん、こんにちは。黒田日本外国法事務弁護士事務所の佐田友です。 先週のことになりますが、夏のような暑さが戻ってきて、ニュースによれば台北で11月としては過去最高気温の記録を更新したとのことです(33度を超えたらしいです […]
2015/11/23 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第122回 ネットショッピングの国際決済代行に関する刑事責任 台湾でもインターネットショッピングは盛んであり、インターネットにおける支払いのプラットフォ−ムも設立されている。 インターネットにおける支払いのプラットフォ−ムの中でも特に有名なのが、中国の阿里巴巴集団(アリババグループ […]
2015/11/19 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 知っておこうフィリピン法 第26回 国内採用者と海外採用者の待遇差別について 皆さん、こんにちは。Poblacionです。今回は、国内採用者と海外採用者の待遇差別についてお話ししましょう。 フィリピン国内の会社で、外国籍従業員を雇うとします。その外国籍従業員にフィリピン国籍の従業員より高い給与を支 […]
2015/11/19 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support ビックリ仰天!台湾事情 第104回 教育に関する規定~その1 皆さん、こんにちは。黒田日本外国法事務弁護士事務所の佐田友です。 最近、あまりうれしくない話題ですがPM2.5のニュースをよく耳にします。台北市内でも台北101がかすんで見えるような日は、「PM2.5の数値が高いのかも」 […]
2015/11/16 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第121回 台湾法における債権の「消滅時効」について 「消滅時效」とは、債権者がその債権等の請求権を一定の期間行使しなかった場合に、債務者がこれにより抗弁権を取得し、債権者の請求に対して履行を拒否することができることをいう。例えば、甲は乙に対して100万台湾元を貸したが、ず […]
2015/11/12 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 知っておこうフィリピン法 第25回 技術移転契約に関する規制 皆さん、こんにちは。Poblacionです。今回は技術移転契約(TTA)について、どのようにすればTTAをフィリピンで確実に有効かつ執行可能なものとすることができるかという点について焦点をあて、お話していきましょう。 フ […]
2015/11/12 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support ビックリ仰天!台湾事情 第103回 変更登記していますか?? 皆さん、こんにちは。黒田日本外国法事務弁護士事務所の佐田友です。 台湾で暮らしていると、いろんな方と知り合いになります。台北市日本工商会関係や県人会、大学の集まり、ゴルフコンペなどに参加しているからだと思いますが、非常に […]
2015/11/09 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第120回 競業制限期間の上限および補償金 ここ数年、企業による競業制限の乱用の事例が散見されるようになった。 2013年には、ある大手の科学技術会社が、同業他社に転職し副総裁に就任した同社の元マネジャーに対し、競業制限違反を理由に損害賠償を求めたが、裁判において […]
2015/11/06 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 知っておこうフィリピン法 第24回 フィリピンに子会社を設立する10のステップ 皆さんこんにちは。Poblacionです。皆さんはフィリピンへの事業進出に関心がおありでしょうか。今回は、フィリピンでの子会社設立の手順についてお話していきます。 はじめに: 子会社の設立にあたって最初に検討すべきもっと […]