2017/05/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾法における商品の表示についての規定 弊所では、「外国企業が台湾で商品を販売する場合、法に従うようにするには商品にどのような表示をすべきか。」「中国語で表示しなければならないか。」といった問い合わせをしばしば受ける。 商品に関する表示については、主に商品表示 […]
2017/04/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾会社法の大幅な改正予定について 経済部は本年(2017)2月14日、会社の経営の柔軟性を高めるとともに、新規事業のニーズをより満たすために、段階的に現行の会社法の規定を大幅に改正することを公表した。 改正の方針は以下のとおりである。 外国企業による台湾 […]
2017/03/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 従業員の犯罪行為に関する使用者責任について 2014年1月、大型トラックの運転手であるAが司法の不公平に抗議してトラックを総統府にぶつけ、国家旧跡である総統府の建物に損害を与えた。Aの行為に関し、刑事責任については、15年に殺人未遂等の罪名により懲役6年の刑が確定 […]
2017/02/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾における仮差押えについて 65年の歴史を有し、2千人近くの従業員を擁するトランスアジア航空運輸股份有限公司(以下「トランスアジア航空」という)は経営不振により財務状況が悪化したため、2016年11月末に予告なく解散を宣言し、台湾の社会に大きな衝撃 […]
2017/01/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾労働基準法改正案解説(改正前後条文の日訳文付き) 数年間議論されていた台湾の労働基準法の改正案が2016年12月6日に立法院で可決されました。改正案における「週休二日制(中国語:「一例一休」)の導入」が2016年12月23日より先行して施行開始され、その他の部分は一部の […]
2017/01/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾法における「営業秘密」について 先日のメディアによる報道によれば、鴻海グループの子会社の一つ(以下「A社」という)の主管者およびエンジニア計48名がライバル社である中国のB社に転職したところ、鴻海グループの董事長が、当該48名の元従業員に対しA社の営業 […]
2016/12/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 外国会社が営業行為以外の法律行為を行う場合の許認可の要否 台湾法によれば、外国会社は、事前に台湾政府の許認可を受けた上で支店を設立するか、子会社を設立してからでなければ、台湾で営業行為を行うことはできない。違反した場合、会社法第19条、第377条の規定に基づき、行為者は一年以下 […]
2016/11/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾法上の「違約金」について 「違約金」とは、債務の履行を確保することを目的として契約当事者が合意する、債務者が義務を履行しない場合に支払わなければならない金銭である。台湾法上、違約金は基本的に以下の二種類に分けられる。 損害賠償的違約金:これは、当 […]
2016/10/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 公正取引法における「カルテル行為」について 公正取引委員会は本年(2016年)4月、台湾の倉庫保管運送業者21社に対し、3トン以下のCFS輸出貨物積み卸し時の機械使用料の徴収を共同で再開したことが違法なカルテル行為に該当するとして、計7260万台湾元の過料を課した […]
2016/09/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 株券発行の要否 日系企業から、「会社は株券を発行する必要があるか?」という質問をよく受ける。この質問に対しては、端的に言えば、会社の形態次第であるというのが答えである。すなわち、有限会社、無限会社又は両合会社であれば、これらの会社につい […]
2016/08/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾における「動産抵当」について ここ数年、景気が悪いことから、商品の買主などの債務者の財務状況が悪化したために、売主などの債権者が代金などの債権を回収することができないといった事態が少なからず発生している。このため、いかにして債権を回収するかが企業にと […]
2016/07/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 一般の自家用車の運転手による「Uber」を通じた乗客送迎サービスの提供の違法性 「Uber」という名前を聞いたことがあるだろうか? Uberとはアメリカの同名の会社によって開発されたアプリケーションソフトウェアである。その主な機能は、一般の自家用車の運転手にUberの提携運転手として登録してもらい、 […]
2016/06/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 紛争解決条項に関する注意点 日本企業から依頼を受け、紛争事件を手がけることはよくある。これらの経験に基づき、台湾企業との契約を締結する場合の、紛争解決条項に関する参考事例を以下の通り紹介する。 日本企業A社は、台湾のB社を台湾におけるA社製品の独占 […]
2016/05/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 雇用契約作成時の注意すべきポイント 日本企業から依頼を受け、台湾法に合致する雇用契約書を作成することがよくある。また、雇用契約に関する紛争事件を手がけることもしばしばある。その際、競業禁止及び秘密保持について問題となることがある。そこで、この点について、弊 […]
2016/04/01 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 台湾ビジネス法務実務情報 台湾で交通事故に遭った時の対応 交通事故に遭うことは不幸な出来事であるが、言語、法律などに熟知していない外国で交通事故に遭った場合、それは被害者にとって更に不幸な出来事となる。また、日本人から「台湾では、交通事故の加害者の責任をどのように追及するのか? […]