2019/05/13 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第282回 個人情報データベースの安全措置 個人情報保護法(以下、「法」といいます)第27条第1項では、企業が「個人情報データベースを保有する場合、個人情報の窃盗、改ざん、毀損(きそん)、滅失または漏えいを防止するため、適切な安全措置を講じなければならない」とされ […]
2019/05/06 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第281回 会社設立に額面10元の株式発行が必要か 台湾では多くの会社が1株当たり10台湾元(約36円)の株式を発行しているため、台湾で会社を設立する場合は、額面が10元の株式を発行しなければならないと誤解されることがよくある。この問題について、次の二つの部分に分けて説明 […]
2019/04/29 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第280回 台湾法上の「通信販売」 「通信販売」は、台湾法上では「通信取引(通訊交易)」といい、関連する規定は以下の通りです。 消費者保護法第2条第1項第10号では、「通信取引とは、企業経営者がラジオ、テレビ、電話、ファクス、カタログ、新聞、雑誌、インター […]
2019/04/22 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第279回 贈与物の返還請求は可能か 2019年3月、新北地方法院で、贈与契約の取り消しに関する事件の判決が下されました。 同事件は、母親が2004年、家を購入する資金として息子に500万台湾元(約1,800万円)を贈与したものの、息子が母親に対する恐喝罪等 […]
2019/04/15 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第278回 電子決済に関する規制について 最近、日本でも「PayPay」「LINE Pay」などのQRコード決済が普及してきていますが、これらは電子決済の一種類です。台湾の電子決済に関する規制はどのようになっているのでしょうか。 金券条例と決済条例 2009年、 […]
2019/04/08 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第277回 不当労働行為について いわゆる「不当労働行為」とは、労働者の労働組合活動などの集団行為に対する使用者の不当な侵害行為を指し、具体的には主に、下記の労働組合法第35条第1項の5つの行為である。 「使用者または使用者を代表して管理権を行使する者は […]
2019/04/01 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第276回 飲酒運転の法的責任 今年1月11日の深夜、日本人の男Aが酒に酔った状態で自動車を運転した上、事故を起こし、台湾人の親子3人にけがを負わせました。事故現場に駆け付けた警察官がAに対してアルコール検査を行ったところ、呼気1リットル当たりのアルコ […]
2019/03/25 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第275回 台湾への短期出張に就労許可は必要か ある日本企業が、台湾企業と業務提携契約を締結。日本人従業員を年3回、各10日間程度、台湾へ派遣して提携先の台湾企業に技術支援を提供する予定です。その際、就労許可は必要でしょうか。 就労許可が原則必要 外国人が台湾で就労す […]
2019/03/18 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第274回 労災について 台湾法上の労災(労働災害)の定義について、「職業安全衛生法」第2条第5号には「労働災害とは、労働場所の建築物、機械、設備、原料、材料、化学物、気体、蒸気、粉塵(ふんじん)などまたは作業活動およびその他の職業上の原因に起因 […]
2019/03/11 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第273回 裁判所での調停 法的な紛争を解決する手段として、裁判や仲裁の他、調停という制度があります。調停と仲裁は、いずれも第三者が紛争当事者の間に入りますが、調停が和解のあっせんであるのに対し、仲裁は第三者により仲裁判断が下される点で異なります。 […]
2019/03/04 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第272回 駐在員事務所が営業行為を行うリスク 駐在員事務所は営業行為を行うことができません。その根拠は、会社法第371条第1項の「外国企業は支社の登記手続きを行っていない場合、外国企業の名義で中華民国国内において営業することはできない」と、経済部の同条の解釈「駐在員 […]
2019/02/25 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第271回 未婚と偽って交際した場合の賠償義務 2018年12月11日、台南地方法院は、既婚者の身分を隠して被害女性と交際した男に対し、20万台湾元(約72万円)の損害賠償を支払うよう判示しました。当該事案の概要は以下の通りです。 A女は16年7月、李という名字のB男 […]
2019/02/18 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第270回 労働者のストライキについて 中華航空(チャイナエアライン)は、一部のパイロットが2月8日よりストライキに入ったため、200便以上が欠航となりました。台湾最大の航空会社である同社の大規模な欠航により、影響を受ける乗客、旅行業者らは数十万人規模に上るた […]
2019/02/11 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第269回 華僑・外国人の投資規制緩和 「外国人投資条例」と「華僑帰国投資条例」で今年1月、1997年の施行以来初めての改正案が行政院会(閣議)で可決されました。今後立法院を通過すれば、華僑・外国人の台湾投資に対する制限が大幅に緩和されます。具体的には、現在の […]
2019/01/28 / 最終更新日時 : 2020/05/21 support 知っておこう台湾法 第268回 化粧品広告の適法性の認定基準について 化粧品広告の適法性の認定基準について、今年(2019年)1月19日、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が「化粧品の表示・宣伝・広告における虚偽的、誇張的な言及または医薬品的な効能への言及の認定準則」草案(以下「本草案」 […]