2021/07/30 / 最終更新日時 : 2021/08/02 masuda-y 日台の法律比較についてのコラム 第12回 台湾における取締役会の書面決議に関する改正状況など(本コラムの第4回の内容につき改正による変更あり) 本コラム第4回「台湾において取締役会を書面決議により行うことは可能か」において、台湾では取締役会が書面決議を行うことができないという内容を紹介させていただいたが、2018年の改正により株券を公開発行している会社以外の会 […]
2020/08/28 / 最終更新日時 : 2021/09/21 masuda-y 日台の法律比較についてのコラム 第11回 試用期間について 1 試用期間とは 雇用者は労働者を正式に雇用する前に一定の期間を設定し、その期間内に労働者の勤務態度、人格、技術、能力等を観察してから正式に雇用するかを決定する必要性があり、この一定の期間を試用期間といいます。 2 試用 […]
2020/06/29 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 日台の法律比較についてのコラム 第10回 株主の議決権について 日本の会社法(以下「日本法」といいます)においても台湾の会社法(以下「台湾法」といいます)においても、株主による会社の意思決定への参与は株主総会を通して行われるため、議決権は非常に重要です。今回は株主の議決権の違いを見て […]
2020/05/29 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 日台の法律比較についてのコラム 第9回 取締役会(董事会)会議について 前回に引き続き、日本の会社法(以下「日本法」といいます)と台湾の会社法(以下「台湾法」といいます)における、取締役会(董事会)の違いについてご紹介します。今回は取締役会(董事会)会議の違いを見ていきましょう。 1 定足数 […]
2020/03/24 / 最終更新日時 : 2021/09/21 support 日台の法律比較についてのコラム 第8回 取締役会(董事会)における招集手続について 日本の会社法(以下「日本法」といいます。)においても、台湾の会社法(以下「台湾法」といいます。)においても、取締役会(董事会)は会社の意思決定をする上でとても重要です。今回は取締役会(董事会)の招集手続の違いを見ていきま […]
2020/02/03 / 最終更新日時 : 2021/07/30 support 日台の法律比較についてのコラム 第7回 役員報酬規制について 1 概説 台湾の日系企業の董事にとって、自らの報酬が台湾の会社法上どのように規定されているのかについては重要な事項であると考えられます。そこで、今回は日本法の取締役報酬規定と台湾法の董事報酬規定について比較していきましょ […]
2018/03/01 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第6回 日台間の職務発明に関する規定の比較について 会社の従業員による発明に該当する成果物は、一定の要件に適合する場合、「職務発明」と定義されることになる。また、従業員が発明を行う際に、会社の資源を利用する可能性があることから、通常、各国の特許法においては「職務発明」に関 […]
2018/01/30 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第5回 台湾では、法人が取締役になることができる 台湾の会社の有価証券報告書を読むと、取締役及び監査役の欄に「法人取締役」と「法人監査役」と記載されているケースがあるかもしれないが、日本では見ることがないものである。日本では法人の取締役や監査役は認められていないが、これ […]
2017/12/12 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第4回 台湾において取締役会を書面決議により行うことは可能か 日本では、会社法第370条に基づき、定款において書面決議を行うことができる旨を定め、且つ当該提案について取締役全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をした場合、当該提案を可決することができる。 しかし、台湾ではこの […]
2017/11/13 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第3回 台湾におけるパテントリンケージの導入の検討 台湾の現行の規範によれば、医薬品について市場販売許可を申請する場合、行政院衛生福利部の食品薬物管理署(以下「TFDA」という)の審査に合格するだけでよく、審査の基準は主に医薬品の安全性、治療効果及び品質についてである。当 […]
2017/07/24 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第2回 パロディ商標の適法性 「パロディ商標」は、風刺、からかいの手法によって既存の商標を模倣して作り出された商標であり、通常、模倣対象は比較的有名な商標である。そうでなければパロディの効果は得られない。例えば、台湾では「エルメス(HERMES)」( […]
2017/06/08 / 最終更新日時 : 2020/07/06 support 日台の法律比較についてのコラム 第1回 日本の著作権法には「フェアユース」条項はないが、台湾にはある- 台湾の「谷阿莫事件」を例として- 谷阿莫は台湾のYoutuberであり、彼は映画の一部分をカッティング、複製してナレーションを付けた上で、「X分で映画○○を最後まで見せてあげます」というタイトルでYoutubeにアップロードし、閲覧者が短時間で映画のスト […]