2015/10/12 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第116回 就業サービス法の改正について 2015年9月18日、立法院本会議で就業サービス法の第48条の1、第52条、および第55条に関する改正法案が可決された。この改正により、外国籍の介護労働者(原文では「看護工」)の台湾在留年数の制限が条件付きで緩和され、将 […]
2015/10/05 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第115回 会社法上の閉鎖的株式会社と普通の株式会社との比較 新形態のビジネスモデルに対応し、台湾での会社設立により多くの台湾内外の起業家を呼び込むため、会社法は第356条の1以下に「閉鎖的株式会社」の章節を新たに設け、2015年9月4日から正式に施行された。「閉鎖的株式会社」とは […]
2015/09/21 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第114回 就業サービス法において規制される外国人労働者による「労働」の趣旨 台湾の就業サービス法第43条に、外国人は台湾において、使用者が関連政府機関から許可を得ない限り労働できないとされている。 これに関して、就業サービス法における「労働」とは、労務を提供する行為または労働の事実を有する行為を […]
2015/09/14 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第113回 「LINE」の不当な使用によっても刑事責任が生じる可能性がある!? 「LINE」は近年各国で大変人気のある無料通話アプリであり、台湾だけでも登録ユーザー数は1,000万件を超える。LINEは、家族、友人、同僚との連絡に用いられる他、グループ機能を利用し、ユーザーをグループに招待して商品の […]
2015/09/07 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第112回 不動産仲介業者による海外不動産仲介業務に関する規制 近年、台湾不動産市場の低迷から、台湾では海外不動産への投資を考える人が増加してきている。このような状況の中、内政部は8月12日に、不動産仲介業者による海外不動産の仲介業務に関する規制について、以下の通り示した。 不実広告 […]
2015/08/31 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第111回 販促用の贈答品またはくじ引きの景品の金額制限について 消費者の購買意欲を高めるため、実務上、少なからぬ事業者が商品または役務の販売時に贈答品を贈呈したり、くじ引きイベントを実施するが、台湾法では、贈答品およびくじ引きの景品について一定の金額制限がある。2013年、台北101 […]
2015/08/24 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第110回 労働者の競業避止義務 台湾では日本と同様に、使用者と労働者の間で、労働者が離職した後の一定期間、同一または類似の業務に従事してはならないことを合意することができる。 ただし、このような競業避止義務を労働者に課すためには、競業避止の範囲が明確で […]
2015/08/17 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第109回 台風が上陸した場合、雇用主は従業員に出勤を要求することができるか 8月8日、大型の台風13号(アジア名・ソウデロア)が台湾を横断し、甚大な被害をもたらした。8日は各県市の公営、民営の機関の大部分が休業した。一方、一部の業種、特に百貨店、飲食店、映画館などのサービス業の従業員は、いつもと […]
2015/08/10 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第108回 労働基準法および 労働者退職金条例の改正について 2015年7月1日、総統令により労働基準法第58条、および労働者定年退職金条例第29条の改正条文が公布され、これにより、今後は新制度(05年7月1日以降の制度)、または旧制度(05年6月30日以前の制度)のいずれに基づき […]
2015/08/03 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第107回 労働基準法における解雇事由の「就業規則に違反し、その情状が重大である場合」について 最高裁判所は、今年(2015年)7月1日に作成した15年台上字第1227号判決において、労働者が就業規則に違反する具体的な事実として、雇用主の内部秩序・規律の維持に大きな影響を及ぼし、雇用主およびその従事する事業に対して […]
2015/07/27 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第106回 従業員の犯罪行為と使用者の連帯責任 法定期限を徒過した解雇の効力 2015年6月9日、台北高等裁判所は、労働基準法第12条第1項第4号は「労働者が労働契約又は就業規則に違反し、その情状が重大な場合、雇用主は予告せずに契約を解除することができる」と規定し、ま […]
2015/07/20 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第105回 エクスローサービスの台湾法規範について 「エスクローサービス」とは主に、取引当事者双方以外の第三者が取引の当事者を代理して提供するインターネット上での代金の受取・支払代行サービスをいいます。 間に立って取引の安全性を保証 例えば、甲はインターネット上で乙に商品 […]
2015/07/13 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第104回 従業員の犯罪行為と使用者の連帯責任 民法第188条第1項によれば、被用者(従業員)が職務執行により他者の権利を不法に侵害した場合、使用者は被用者と連帯して責任を負うとされている。 この点に関し、最高裁判所は2015年5月29日に104年台上字第977号民事 […]
2015/07/06 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第103回 9月から飛行機での携帯の常時使用可能 スマートフォン、タブレット端末などの消費者向け電子機器の普及と使用上のニーズに対応するために、交通部民用航空局は今年6月23日に、「飛行および通信を妨害する機器の種類およびその使用制限にかかる規定(以下『本規定』という) […]
2015/06/29 / 最終更新日時 : 2019/11/26 support 知っておこう台湾法 第102回 会社と従業員との法的関係 台湾において従業員を雇用する際、「支配人」という役職名で契約する場合でも、委任ではなく雇用と判断され、労働基準法が適用されるケースがある。 このように、会社と従業員との法的関係が雇用であるか委任であるかについては、争いと […]