池上 慶(Kei Ikegami)
アソシエイト
弁護士
特許権・著作権・商標権など知的財産権に関する国内及び国際的法務・紛争処理(訴訟、審判等)を中心に、一般企業法務、各種訴訟を主に担当している。
主な取扱案件
- 定期借家契約に関する賃借権確認請求事件
医療モール内の貸室で薬局を経営していたX社が、契約期間満了後に、賃貸人である医療モール運営会社から、定期借家契約の契約期間が満了したとして契約終了の通知を受けて立ち退きを要求されたが、立ち退きを拒んで営業を継続し、期間の定めのない賃借権を有することの確認等を求めて提訴した事案で、X社を代理した。
- スロットマシン関連特許に関する特許事件
アルゼ株式会社が、株式会社SNKプレイモアに対し、同社のパチスロ機について、特許権侵害を理由に、製造販売の差止め及び損害賠償等を求めた訴訟の控訴審、アルゼが、自社のスロットマシン関連特許について、特許取消決定の取消を求めた訴訟等で、アルゼを代理した。
- 工場火災に関する製造物責任(PL)訴訟
生産設備等のメーカーであるY社が、顧客であるX1社、及びその損保会社でありX1社に火災保険金を支払ったX2社から、X1社の工場で発生した火災について、Y社製品の欠陥に起因する異常発熱が出火原因であるとして損害賠償を求められた訴訟で、Y社を代理した。
- 不良医薬品に関する損害賠償等請求事件
国内の医薬品メーカーX社が、台湾の医薬品メーカーY社に対し、国内向け医薬品の製造を委託したところ、製造開始直後に、Y社製品から重大な欠陥のある不良品が発見されたことから、Y社製品の出荷を一時的に停止し、Y社との製造委託契約を解除した上、Y社に対して損害賠償等を求めて提訴した事案で、X社を代理した。
本訴訟では、解除の有効性や出荷停止の適否等が争点となったが、裁判所より、ほぼX社の主張に沿った和解案が提示されたことから、東京地裁で和解が成立した。
- LED関連特許に関する無効審判事件
台湾のエバーライト・エレクトロニクス社が、日亜化学工業株式会社の保有するLED関連の日本特許(特許第3503139号ほか3特許)について申し立てた無効審判事件で、エバーライト・エレクトロニクス社を代理した。
職歴
- 2006年~2009年3月 津山総合法律事務所
- 2009年4月~現在 黒田法律事務所弁護士
学歴
- 1999年 東京大学法学部
- 2007年 最高裁判所司法研修所
資格
- 2004年 司法試験合格
- 2007年 日本弁護士連合会登録・第一東京弁護士会登録(59期)
著作
- 「フィリピンへの投資ガイド」 (2016年8月15日 カナリアコミュニケーションズ発行、 編著:弁護士法人黒田法律事務所)
外国語
- 英語