鈴木 龍司(Ryuji Suzuki)

パートナー
上海代表処首席代表
弁護士

高校時より中国に興味を持ち、大学、大学院で法律を学ぶ傍ら、中国に携わる仕事を志す。
これまでに、中国法務(日本企業の中国進出案件、日本企業と中国企業との間の各種契約案件、中国子会社の労働紛争案件、中国子会社の知的財産管理案件等)、国内訴訟案件(売買代金請求事件、不公正取引方法差止請求事件等)、及び個人顧客の紛争案件等において、アドバイザー・代理人として関与した。2013年より2017年まで北京に駐在。2023年より上海に駐在。中国法務全般、特に中国における人事や労働管理の分野に深い関心を持つ。

主な取扱案件

  • 売買代金請求事件
    売買契約の売主が、代表取締役による代表権限の濫用等により売買契約が無効である旨を主張する買主に対して売買代金請求を行った案件において、売主の訴訟代理人として関与した。
  •  香港法人による日本法人に対する債権回収案件
    香港法人の代理人として、日本法人に対する債権回収案件(支払い交渉、訴訟提起、及び破産手続への参加等)に関与した。
  • 不公正取引方法差止請求事件
    不公正な取引方法に該当する疑いがある行為を行っている者に対して、当該行為によって利益を侵害される者が行為の差止請求等を行った案件において、利益を侵害される者の訴訟代理人として関与した。
  • 海外の電子部品メーカーによる日本の電子部品メーカー子会社の買収案件
    海外の電子部品メーカーによる日本の電子部品メーカー子会社の買収案件に関して、海外の電子部品メーカーからの依頼に基づくデュー・ディリジェンスに関与した。
  • その他
    日本企業による中国への進出案件、日本企業と中国企業との間の各種契約(合弁契約、製造委託契約、及び技術ライセンス契約等)案件、中国子会社の労働紛争案件、中国子会社の知的財産管理案件、個人顧客の紛争案件等において、アドバイザー又は代理人として関与した。

職歴

  • 2011年~現在 黒田法律事務所弁護士
  • 2021年4月1日よりパートナーに就任

学歴

  • 2007年 日本大学法学部
  • 2009年 東京大学法科大学院
  • 2010年 最高裁判所司法研修所

資格

  • 2009年 司法試験合格
  • 2010年 日本弁護士連合会登録・東京弁護士会登録(63期)

著作

  • 「中華人民共和国最高人民法院『特許権侵害紛争案件審理の法律適用の若干問題に関する解釈(二)(公開意見募集稿)』について」 」(共著)(パテント2015、Vol.68、No.2)

セミナー

  • 「労務派遣暫定規定の解説」(北京、天津 2014年)
  • 「中国における製造物責任と消費者権益の保護」(北京 2014年)
  • 「中国ビジネスに影響を与える2つの法令改正」(東京 2014年)
  • 「発生しがちな労務トラブル事例とその対策」(北京、天津 2014年、2015年)
  • 「労働契約及び就業規則において備えておくべき条項~失敗事例から学ぶ~」(北京、天津 2015年)
  • 「中国での新事業の展開と法規制~医療事業、高齢者事業を例に~」(東京 2015年)
  • 「改正食品安全法の概要と日系企業が特に注意すべき点」(大連 2016年)
  • 「中国における労務リスクマネジメント~管理体制の再確認~」(北京 2016年)
  • 「中国現地法人におけるコンプライアンス~コンプライアンス体制のあり方~」(東京、北京 2016年)
  • 「中国の広告規制の現状と現地進出日本企業にとっての留意点」(東京 2018年)
  • 「中国における模倣品対策~商標権侵害、冒認商標をめぐるトラブルを中心に~」(東京 2018年)
  • 「法的視点から見た中国ビジネスのリスクについて」(東京 2021年)
  • 「データ・個人情報関連三法とその注意点」(東京 2022年)
  • 「中国・データ関連3法の運用状況と企業対応」(東京 2022年)
  • 「待ったなし!外商投資法への対応~中外合弁企業を中心に~」(東京 2023年)
  • 【一部担当】「不正が起きるメカニズムと事前事後対応のポイン解説 ~事例解説付き!~」(上海 2023年)
  • 「中国『会社法』2023年改正への対応~機関設計への影響等~」(東京 2024年)
  • 「中国における「知財トラブル」への実務対応」(上海 2024年)
  • 「会社法改正への対応~機関設計への影響等~」(上海 2024年)
  • 「日本における労務リスクマネジメント」(上海 2024年)
  • 「対日投資に関する法律実務(有关对日投资的法律实务)」(蘇州 2024年)

外国語

  • 中国語 英語